unit cabinet

left w : 1320mm d :   470mm h :  1380mm   right w :  860mm d :  470mm h : 1600mm material : cherry finish    : oil
left
w : 1320mm
d : 470mm
h : 1380mm
right
w : 860mm
d : 470mm
h : 1600mm
material : cherry
finish : oil

佐世保のお客様からのご注文でnomade designオリジナルのベース(脚部)を使った洋服収納のキャビネットを製作させて頂きました。

左側 家具はシャツやTシャツ、ニット類、下着や小物を収納するための引出しになっています。
右側 は折りたたんだパンツ類や靴等が収納できるように内部にずらっと棚をもうけています。

ダイニングテーブルから始まった脚のディテールを使用したベース。
例えば今後、引出しの家具をもう1台増やす、オープンの本棚を増やすといった時に
同じ高さの脚を作る事によって違和感がなく必要な家具をを増やしていく事ができます。

この家具の打合せをしていく中で、お客様から洋服をたたんだ時の寸法や、たたみ方、
収納の仕方等を書いたお手紙を頂きました。お客様がここまでしてくださったので、
こちらはその寸法を元にデザインをすすめさせていただきました。
このお手紙の内容が設計をしていく時に本当に役に経ちました。

Exif_JPEG_PICTURE

引出しの中はこのようになっています。真ん中を窪ませた仕切り板にしていますので、たたんだ洋服を重ねたときも取り出しやすくなっています。

今回はオーダーとして製作しましたが、この脚を使ったオリジナルキャビネットも
考えています。

そろそろ展示用の家具も考えなきゃと思いつつ、相変わらず通常の仕事に追われていて
いつまでたっても例の場所が完成する気配はありません。
皆様、首を長くして待っていてください。

personal desk (cherry)

Exif_JPEG_PICTURE

以前、ご紹介したpersonal deskをチェリー材で製作しました。

日に日に色が濃くなって深みを増していくチェリー材。
オークとはまた違った雰囲気がいいです。

ヴィンテージとまでは成れなくても、せめて中古市場に出回った時に
適正な価格がつくようなものを作っていきたいと、ここ最近強く思っています。

納品分とは別に展示用に1台作りましたので、気になられたかたは是非工房へ見にきてください。
事務所はまだ完成していませんが、いつでも見る事ができます。

大人のおもちゃ

250tr 01

諸事情により乗る事ができなくなった友達からの引き取り依頼で
いけない遊びもの、『大人のおもちゃ』を手に入れてしまいました。

天気がいいとウズウズ。ムズムズ。

『宿題終わらせたら1時間だけファミコンしていいよ。』
と、お母さんから言われる小学生と全く同レベルの思考回路。

むー、もう我慢ならん。
という訳で小1時間外出します。

『ねっ、ちゃんと仕事するけんよかろっ!?』

5月末 WD (nmd office project)

wd01

WDとは建築の図面上で表記される言葉でWood Doorのことです。
今回の改装では一部を除き、建具と枠は僕が製作させてもらう事にしました。

ナラ無垢材を使った玄関ドア。
と言ってもテーブルのようにはぎ合わせをして板を作った訳ではないです。
無垢もフラッシュも両方やるからこそのハイブリッドな加工。

板戸の玄関ドアってよく見るんですが、どうもあまり良くない。木材の幅や木目の使い方、目地の入れ方ひとつで雰囲気はがらりと変わるはずです。細かいところにオタクな僕ならではの意匠を散りばめています。

夕方、ヤマボウシの影がドアに落ちて何とも言えずにいい感じです。

wd02

夜、ライトをつけるとまた違った表情を見せてくれます。

この時点で作らなきゃいけない建具、残り5カ所。
仕事しながらの改装はぜんぜん進みません。

4月末 楠の木 (nmd office project)

tyoro

建物も少し形になってきた頃、下見を兼ねて造園屋がやってきました。
造園屋さんから、『うちに結構大きなクスを持ってますけど。。』と。
クスという木はとてつもなく大きくなるので住宅建築では敬遠されるようですが、
(最初はよくても後々近所の方と揉めたり)
木は大きければ大きいほど良しとする僕らは二つ返事で
『あっ、もちろんそれいっときましょ!』と。

工房にやってきた楠の木。
まさか本当にここまで大きいとは。
木への移植の負担を減らす為に、これでもかなりの枝と葉を落としてきたそうです。

kusu

もっと大きくなって、こんなサイズ感になればいいのに。

小さい頃、何度も何度も読み返した絵本。
『おおきなきがほしい』

おはなし
「おおきな おおきな木があるといいな。ねえ おかあさん。」
かおるの考えるおおきな木は、こんな素敵な木なのです。
二番目の枝まではしごをかけて、その上は木の幹にぽっかり開いたほらあなの中のはしごを登ります。さらに上にはかおるの小屋があって、台所やテーブルもあります。ここでかおるはホットケーキを焼いて食べたりするのです。
そしてその上には見晴台を作ります。
夏には、おおきな木の上のかおるの小屋は、さぞ涼しいことでしょう。
秋は・・・、冬は・・・、春は・・・。
かおるの想像はどんどんひろがります。

34歳になった今、まさにこういう気分です。

3.14 餅まき (nmd office project)

motimaki

天気にも恵まれ、今年一番の快晴でした。
マシュマロ入れ忘れた。

餅まき後は業者さん、日頃お世話になっている先輩など入り交じり30人くらいで宴をしました。

餅まきは楽しいので生きてるうちにもう一回くらいしたい。

2月末 (nmd office project)

kaitai

何はともあれまずは解体。
右側、鉄骨倉庫があまりの老朽化の為、
躯体を生かしての改装は責任が持てないとのこと。

解体屋さんという仕事とても楽しそう。
あっという間にさら地になりました。
寒空の下、お疲れさまでした。

色、色々

standard chairを注文してくださったお客様がカラフルなダイニングにしたいと
いうことで4色の生地で作らせてもらいました。

standard karasi

最近、定番化してきたカラシ色。

standard orange

オレンジ色。
これも鮮やかで良い色でした。

standard purple

紫色。
写真で見るより実物は淡い感じ。しっとりとした感じでした。

standard blue

ずっと使ってみたかったブルー。ロイヤルブルー?
ターコイズブルー?鮮やかな色がひと際目立っていました。今回の中で一番のお気に入りです。

後ろ姿ばかりの写真を見ていたら、
高校時代からの友人が昔バンドをしていて、ライブになると必ずお客さんに尻をむけて
演奏していた事を思い出しました。ノミの心臓らしいです。

最後に一枚前から。

standard maekara

工房横改装 (nmd office project)

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2011年2月くらいから一年間くらい打合せを重ねてきた
工房横の改装がいよいよはじまりました。
といっても2012年の2月中頃からです。。
ご報告が今頃になりましたので、ぼちぼちアップします。

写真は改装前の様子。
3~40年前はガソリンスタンドだったそうです。
一番左の倉庫が工房、真ん中と右側を改装します。

さて、これからどう進んでいくのでしょう。

デザイン、設計は公私共々よくしてもらっているDesian nicoの松田和也さんです。
わがままぼんずの僕らと根気強く付き合ってくださってありがとうございます。

standard chair

Exif_JPEG_PICTURE

いくつかデザインをストックしている中で一番スタンダードな椅子を形にしました。

腰のサポートに重点を置いているので背もたれは低めに設定しています。
普段の生活において、椅子は正面からよりも後ろ姿を見るの方が多いので、
後ろ姿には特に気を使いました。

Exif_JPEG_PICTURE

椅子作りは楽しいのですが本当に大変です。
デザイン→図面→試作→修正→図面→修正→試作→図面→修正→試作→∞ 延々と繰り返し。。
本当の意味での完成はないんじゃないかと途中でへこたれそうになります。
今回の椅子もお客さまに見せれるまでに3回の試作を行いました。

一端、これで完成はしましたが、まだまだ荒削りな部分も多いので
これからもリデザインを繰り返して、より完成度を高めていきたいと思っています。
きっと作ってる僕自身しか分からない変更点も今後たくさん出てくると思います。

nmd-01 ( nomade stool )

nmd-01 (nomade stool)             w :  475 mm             d :  340 mm             h :  475 mm            sh : 425 mm   material : beech , fabric       finish : oil       price : ¥ 42,000 (with tax) (価格はbeech×fabricのものです)
nmd-01 (nomade stool)
w : 475 mm
d : 340 mm
h : 475 mm
sh : 425 mm
material : beech , fabric
finish : oil
price : ¥ 42,000 (with tax)
(価格はbeech×fabricのものです)

そういえば今まで1度もまともに紹介していなかった。
nomade design のオリジナルスツール。

写真は特にお気に入りのカラシ色とグレー。
意外と売れてる陰の人気商品。
自分で言うのもなんなんですが、これがあればダイニングチェアはいらないんじゃないと
思う程、座り心地良いです。我が家もダイニングチェア無しで生活しています。

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我が家の猫もお気に入り、カーブがちょうどいいらしい。

その他、beech×beech,oak×oak (この二つは座面が成型合板になります。)
oak × fabric 、ash × fabric をご用意しています。

walnut ,cherryでの別注もできますが、納期をお問合せください。
数年前、いろんな木で作ってみましたが、どうやらこのスツールは白っぽい木の方がかわいいみたいです。

もひとつ。
今まで名乗るのも忘れていました。
私、蔵谷 亮介と申します。

一人で工房を運営していますので、
納期等でご迷惑をおかけすることも多々あるかと思われますが、
どうぞ大目に見てやってくださいませ。
今後ともnomade design 蔵谷 亮介を宜しくお願い致します。

Big Mushroom

Big Mushroom W : Φ1300mm H :      700mm material  : Cherry , Beech finish : oil
Big Mushroom
W : Φ1300mm
H : 700mm
material : Cherry , Beech
finish : oil

前回よりもひとまわり大きくなったキノコ。
小倉のお客様のご注文で製作させていただきました。

お客様のご希望でΦ1200mmからΦ1300mmになりました。
たった100mmの差ですが、かなり大きいです。

フローリングが濃い色の木(ブビンガ)だったので、全部をチェリーで作ると床と同化しそうだと思い、
脚の色を白い木にして、ワンクッションいれた方が天板が映えるのではないか、
と提案させてもらいました。

時間が経つにつれチェリーが焼けてくると脚とのコントラストがでてきて、
よりキノコっぽくなっていくと思います。

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天板下のディテール。
反り止めとしての強度確保と面の逃げを考慮して、段違いの相欠きでおさめています。

下から見た時にしか分からないのですが、このポコッが気に入っています。

まだまだ成長するキノコです。

このテーブルの他、オリジナルスツールを2脚納品させていただきました。
椅子だけは別のタイミングで納品させて欲しいというこちらの要望を快諾してくださったので、
これから、試作に入ろうとしています。
頭の中には既に3〜4種類の椅子があるのですが、忙しいのを理由になかなか手つかずになって
いました。ようやくその中のひとつを形にする機会をいただけたことをうれしく思います。
K様いましばしおまちください。